SHUNNOSUKE
KATAOKA

SOAR

SOAR(ソアー)は、日常生活の中でふとした瞬間に季節を感じることが できるメディアアートです。ディスプレイの前を人が通ると、その動きに合わせてディスプレイ内の葉っぱが舞い上がります。SOAR は 2017 年の徳山高専オープンキャンパスの展示作品として制作されました。私は高専での学びを通じて、コンピュータを学ぶことがゴールなのではなく、コンピュータを使って何を作るかが大切だということに気付きました。このマインドを、オープンキャンパスに来ているエンジニア志望の中学生にも知ってほしいという思いから、この作品のコンセプトを「コンピュータらしさをできる限り無くす」としました。なぜ、コンピュータらしさを無くしたのか。 それは、この作品を目にした時の純粋な好奇心を持って、コンピュータを学んでほしいからです。こんな面白い作品がプログラミングで作れるんだ、という体験を大切に、エンジニアを目指してほしいからです。コンピュータらしさを無くすこととして、展示の際は鑑賞者の動きを検知するカメラやコンピュータ、配線などを隠す工夫を行いました。

高専専攻科1年次に、2名のチームで制作。企画立案とアートディレクションを担当。例年、本校でのオープンキャンパスの展示内容がワンパターンになってしまっていたたと感じ、プログラミングを用いた面白い作品を作ることができないか考え、制作されました。

制作期間

2017/07 - 2017/11

使用技術

Unity / Python

開発人数

2名

担当範囲

企画立案とアートディレクションを担当

その他

徳山高専オープンキャンパス 2017/2018にて展示
NHK山口・情報維新やまぐちにて紹介
シティーケーブル周南「夢色アサンブラ」にて紹介